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ノミの話

最近猫にノミがいたから、調べてたらこちら紹介します。


驚異的な“ジャンプ力”で知られるノミ(蚤)。

成虫は体長1mmから4mmほどの小さな昆虫。
体は左右方向に扁平になっており、
髪や毛の間を動きやすいように出来ている。


羽はないものの、後ろ脚は飛び跳ねるためによく適応している。


ノミは最大で垂直方向に20cm(体長4mmとして体長の50倍)
水平方向に41cm(同100倍)跳ぶことが出来ます。

(もし身長160cmの人間が同じように跳ぶことが出来たら80m、幅跳びなら160m跳べることになる)


では実験。

 20cm跳べるノミがいる。

 そのノミを高さ10cmの箱に入れ、ふたをする。

 しばらく放置。

 箱の中で、ノミは跳び続ける。

 そして、そのノミを再び箱から出してみる。

 さてそのノミはどうなるでしょう。


Thinking Time!!


・・・・・・・・・。


・・・「跳べない」

不正解!

・・・「また20cm跳ぶ」

ハズレ!

・・・「箱の中のストレスから開放され、40cm跳べるようになっている」

残念!

・・・「疲れているから跳ばない」

論外!

・・・「すでにノミではない」

意味不明!

・・・「決められた曜日に捨ててください」

それは“ゴミ”!!ノミやなくてゴミ!!

・・・・・・・・・・


それでは正解。


正解は、

「10cmしか跳べなくなっている」


箱の中でふたをされていたため、10cmしか跳ぶことのできなかったノミは

箱から出されても、10cmしか跳べない。

20cm跳ぶ能力を持っているにもかかわらず、こうなってしまうのはなぜでしょう。

それは、「箱の中」という環境で、「10cm」という壁をつくられてしまったために、
「10cm」が、自分に跳べる高さの限界と思ってしまったから。

自分で勝手に限界をつくってしまったために、
本来持っている能力を発揮できなくなってしまったのです。


これは、僕ら人間にも同じことが起こりうるのではないでしょうか。


オレには無理だ。
こんなことできるわけがない。



今までの経験や、今置かれている環境で自分自身に限界をつくっていませんか?




終わり。


<参考類似話>

「ゾウ使い」

サーカスなどで活躍するゾウは、なぜ暴走しないのでしょう。

ゾウを操るゾウ使いは、調教の第一歩としてゾウを一定期間鎖につなぎます。
仮にその鎖の長さが10mとしましょう。

鎖につながれたゾウは、行動範囲が半径10mに限られます。

しばらくそのままにされたゾウは、鎖をはずしても10m以上は離れないそうです。

「それ以上先には行けない」と脳にインプットされてしまうのでしょうね。

ノミには、負けたくないんで、辞めるという選択肢は、消えましたw

単純(~_~;)

あとは、今年か来年かです。

いい方向へ進むよう頑張ってきましょ( ´ ▽ ` )ノ
by delight-hair | 2012-07-12 07:35 | 仕事
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